ジョンストン&マーフィー
#Johnston&Murphy
歴代大統領が愛したイギリスとアメリカの融合靴
1850年、イギリスからの移民である靴職人ウィリアム・ダドレーがニュージャージー州に店を構える。その年、フィルモア元大統領に靴を製作して以降、160年以上に渡り、リンカーン、ルーズベルト、ケネディ、ニクソン、そしてオバマに至るまで、歴代アメリカ大統領の靴の製作を手掛け、それは今なお続く伝統として継承されている。
1884年、ジェイムス・ジョンストンとウィリアム・マーフィーの二人が経営者になったことで、“JOHNSTON&NURPHY”が誕生した。イギリスの伝統的なフォルムと、グッドイヤーウェルテッド製法発祥の地であるアメリカの合理性が融合した靴作りを継承している。
なかでも有名なCrown Aristocraft Lineは最上級の素材が用いられる最高峰ラインであり、熟練の職人がグッドイヤーウェルト製法で丁寧に作り上げ、ソールの張り替えが容易であるためアッパーを傷つけず長持ちする。加えてCrown Aristocraft Lineには練りコルクが使用されているため、足に馴染みやすいという特徴もある。
木型には前部が大きく後部が小さいコンビネーションラストが採用されているので、靴のつま先からウェストにかけての流線的なフォルムを作ることができ、ラストの後部が小さいため、かかとの安定感も高い。
また、日本人向けに製作された木型とハンドソーンウェルト製法で仕上げたTraditional Lineというラインもある。見た目はアメリカントラッドな雰囲気の靴だが、履き心地や機能性は日本人のために考えられている。
特徴は、甲の肉付きを内振りにしている点で、これによって日本人の足に自然にフィットし、さらにヒールカップが小さいため、かかとも安定する。ウェルトは中底に直接すくい縫いで縫い付けるため、ソールの返りが良く、この利点を損なわないように採用されているのがスペードソールで、踏みつけ部分のミッドソールを二重にしているため、返りの良さが保ちつつ耐久性を向上させている。
さらには、独自開発した撥水レザーに微発泡ラバーソールを組み合わせた“Business Line”を展開していて、足への負担の軽減や全天候に対応できる仕様を通じて、様々なビジネスシーンに活用されている。
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