アグ
#Ugg
ムートンブーツを世界に広めたパイオニア
1971年にシェーン・ステッドマンはオーストラリアの冷たい海でサーフィンをするために、暖かいシープスキンブーツをデザインし、オーストラリアでUGH-BOOTSを商標登録した。1982年にはUGHの商標を登録。
その後の1978年、若きオーストラリア人サーファーであるブライアン・スミスが、南カリフォルニアのビーチでUGG®ブランドを立ち上げる。オーストラリア人である彼はシープスキンに強い愛情を持っており、いつか世界中の人々に受け入れられると確信していたのだ。
UGGの象徴である肌触りの良い上質なシープスキンで作られたシューズは、80年代の南カリフォルニアのカルチャーシーンで人気が出る。そしてハリウッドのセレブにも愛用されるようになり知名度が上がっていった。
夏でも湿度の低いカリフォルニアでは、快適に履けるシープスキンブーツは海から上がってすぐに素足で履ける気持ちの良いシューズとして瞬く間に定着し、ロサンゼルスを中心に西海岸で流行となったのだ。
アグの最大の特徴は、何と言っても肌触りの良い極上のシープスキンとその履き心地にある。きめ細かな感触で丹念な加工が施されたグレードAのツインフェイスシープスキンのみを使用しているので夏は涼しさを保ち、冬は暖かい。
UGGというのはそういう名前の特定のブランドでは無く、本来はシープスキンブーツの総称なのである。そして、正規にUGGを作っているメーカーは、現在世界に大小約80社ほどあると言われている。
よくUGGという名前の唯一の正規ブランドだと誤解されるのが、世界最大のUGGブランドであるUGG Australia。
https://www.vogue.co.jp/tag/brand/ugg