ビルケンシュトック
#Birkenstock
ドイツが誇る革新的シューブランド
1774年、 ヨハン・アダム・ビルケンシュトック(Johann Adam Birkenstock)が、ヘッセン州ランゲン・ベルクハイム市の教会の公文書に「臣民の靴職人」として登録される。
1896年、ヨハンの孫で、シューマイスターであるコンラート・ビルケンシュトック(Konrad Birkenstock)は、シューズメーカーがカスタムシューズの製造に使用する最初の輪郭のインソールを開発。
フランクフルトに2軒の靴専門店をオープンして、初めて柔軟性のあるフットベッド(インソール)の製造および販売を開始。長い歴史を持つブランドのなかには「古き良き伝統」を守り続け、変わらない製法で靴を作っているメーカーもあるが、ビルケンシュトックは「技術力の高さ」という点では伝統を受け継いでいるが、このシューズメーカーの最大の魅力は革新的な発明にあるのだ。
1925年、コンラート・ビルケンシュトックは、ヘッセン州フリードベルクの大規模な工場を買収して同社を拡大。第二次世界大戦(1939-1945)の後、ビルケンシュトックのサンダルは、整形外科の支援のために帰還兵士の間で人気があった。
1963年、カール・ビルケンシュトック(Karl Birkenstock)はこれらのインサートを靴に開発し、ビルケンシュトックサンダルのオリジナルプロトタイプを製作。
マドリードという柔軟な深みのあるフットベッドが取り付けられた医療用サンダルを発表し、コンフォートシューズ分野の基礎を確立する。フレキシブルなフットベッドで最初のスポーツサンダルを発表し、体操選手の間でアイコンとなる。
230年以上の歴史を持つ靴メーカーではあるが、独自のフットベッドの存在や、常にデザイン性を追求している姿勢などから、非常に革新的なブランドであり、日本国内ではサンダルメーカーとして人気がある。