アッパーのパーツ名称

１　ブラインドアイレット

アイレットの内側にセットされた金属製のハトメ。紐通しをスムーズにするほか、耐久性向上の意味がある。

フォルムを整えるため、また補強のために、甲部のアッパーとライニングの間に挟まれる薄い補強革のこと。

トゥ周りを立体的に構築するために、また補強を兼ねて、アッパーとライニングの間にセットされる「先芯」。

垂直方向に針を入れ、ウェルトとアッパーへソールを縫い合わせるための方法。作業は手縫いで行われる。

見栄えを良くするためにソールへ打たれるブラス製の釘のこと。ヒールやトゥ周りに打たれることが多い。

中底、アッパー、ウェルトを連結する水平方向のステッチ。専用の針で穴を開け、そこへ麻糸を通していく。

クッション材として用いられる松脂を練り込んだコルク片。履くほどにこれが適度に沈み込み、足に馴染む。

インソールの土踏まずの部分に取り付けられる木材、スチール、カーボン製の芯材。ギルドでは腐りにくく、スプリング効果のある竹を使用。

履き口の裏側に貼り付けられる補強革。アッパー用の革を薄く加工したものをテープ状にして留める。

ヒールパーツを一枚一枚留める木製の釘のこと。膨張することで摩擦力が増し、しっかりと固定される。

かかと部分を覆うようにアッパーとライニングの間にセットされる補強用芯材。型崩れを防ぎ、ホールド力を高める。

ウェルティングの際にウェルトのないヒール周りのアッパーと中底を縫い合わせるための方法。