ドクターマーチン
#Dr.Martens
世界中のミュージシャンに愛されるシューズブランド
1945年。兵役に従事していた当時25歳だったクラウス・マルテンス(クラウス・マーチン)博士が戦後に残っていた靴修理屋の靴型と針を廃物利用して、怪我をした足に負担を和らげるユニークなエアクッションソールを発明。
その名が「ドクターマーチンソール」。発売当初はワークブーツとして使用されていたが、主にミュージシャンなどの有名人がドクター・マーチンのブーツを履き始めたことで、ファッションアイテムとして台頭するようになる。
1950年代になり、マルテンスとフンクの開発したドクターマーチンソールに目を留めたのがイギリスのR.グリックス社で、1960年R.グリックス社と技術提携を結び、最初のブーツ、「1460」と名付けられた8ホールブーツが誕生。
発売当初は、労働者や郵便配達員などが使うワークブーツとしてのイメージが強くあったが、反体制的な思想を持ち、意図的に髪の毛を剃り上げた「スキンヘッド」らや、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、クイーンなどのミュージシャンらが、マーチンブーツを好んで着用するようになり、ファッションアイテムとして浸透していく。
こうして、ドクターマーチンの名が広まってゆき、日常的に使用されるお洒落アイテムとして人気を集めていった。ドクター・マーチンは機能性だけでなく、カラーバリエーションとデザインの豊富さも魅力の一つである。
スタンダードなドクター・マーチンの形を守りつつ、多くの色やパターン、素材を使用することで、がらりと印象を変えている。飽きの来ない、ユニークでオリジナル、それでいて変わる事のない信頼性が、多くの人々から愛される理由であろう。
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