マドラス
#madras
日本とイタリアの良さを掛け合わせた本格靴
1946年、イタリア・ベネチア郊外のバッサノ・デル・グラッパにて、バレンチノ・ピコロット氏によりバレンチノ・マドラス社が創立。その後、イタリア有数の高級靴メーカーへと成長。
1965年、バレンチノ・マドラス社と、日本の亜細亜製靴株式会社の技術提携により、日本にmadrasブランドが上陸。1994年、マドラス社の全世界における商標権を亜細亜製靴株式会社が譲り受け現在に至る。
マドラスというブランドネームは、創立当初に輸入していた革の生産地、インドのマドラス地方に由来している。マドラスのロゴである「翼のはえたライオン」は、ヴェニスのシンボルが基になっている。
そこに地球儀を加えることで、「イタリアの技をベースに日本人の足に合う靴作りを目指し、理想の高級靴を追い求め続ける日本初のワールドワイドブランド」という思いが込められている。
本場イタリアのクラフトマンシップと、日本の伝統的な熟練の技の融合を図りることで、日本の気候風土、あわせて日本人の足や体格にふさわしい機能、履き心地を開発し続けている。
日本の多くの靴ブランドが英国の伝統的なグッドイヤーウェルテッド製法の靴作りを範にしている中、マドラスはイタリアとの技術提携からスタートしたブランドだけに、作りはマッケイ製法が中心となっている。
マッケイ製法特有の軽くしなやかさをもった履き心地のよさを備えているのは、マドラスの大きな特徴。また、両製法の中間的なブラックラピドも得意技である。
イタリア靴の美しさを広め、日本の靴文化を発展させてきたマドラス。90年という歴史に育まれた熟練の職人の技術と最新のテクノロジーが融合し、常に時代の求める靴を作り続けるブランドである。