ステファノ・ブランキーニ
#Stefano Branchini
靴のフェラーリ
1995年にステファノ・ブランキーニによって設立。創業者のステファノ・ブランキーニはボローニャ出身の靴職人にしてイタリアンシューズ界の奇才。
13歳で靴作りを始め、17歳で父が技術顧問を務めるイタリアのビスポークシューズブランド「ア・テストーニ(a.testoni)」に入社。ア・テストーニで要職を経験したブランキーニは独立し、1990年、自身のブランド「ステファノ・ビ(STEFANO BI)」を創業した。
スクエアトゥ・ブームを牽引。折からのクラシコ・ブームの波にも乗り、ステファノ・ビは一気にメジャーブランドとなった。その影響力は絶大で、独特のシューズデザインはあまたの模倣を呼んだ。
ノルベジェーゼ製法のドレスシューズ、スクエアトゥのドレスシューズを世界に先駆け創造した人物がステファノ・ブランキーニ氏である。
一世を風靡したステファノ・ブランキーニ氏の最高峰ノルベジェーゼ製法ライン「 ブランキーニカルツォレリア 」の靴はカデノン製法のベッタニン氏の工房に製作を依頼していた。
1994年に「ステファノ・ビ」をLVMH(ルイヴィトングループ)に売却。1995年自身の名を冠したブランド「ステファノ・ブランキーニ」をスタートした。同年出身地のボローニャにあるオフィス兼工房内に「オンダ・コーポレーション」を創立。
現在では、オールハンドメイドのハイグレードライン「BRANCHINI CALZOLERIA(ブランキーニ・カルツォレリア)」と、マッケイ製法などによる「STEFANO BRANCHINI(ステファノ・ブランキーニ)」、カジュアルラインの「TROFEO(トロフェオ)」という3つのブランドを展開している。