コルテ
#Corthay

福岡 靴みがき コルテ

人間国宝が作った国宝

2008年一人の靴職人はフランスで「メートル・ダール」つまり人間国宝になった。

ピエール・コルテだ。
その名の通り世界的シューズブランド「コルテ」の創業者だ。

あのジョンロブ・そしてベルルッティなどの世界的クラシックシューズブランドに在籍し、超一流の靴づくりを経験した後、1990年にフランス・パリヴァンドーム広場近くのヴォルネイ通りで「コルテ」を創業した。

「コルテ」はピエール・コルテが修行していた「ジョンロブ」「ベルルッティ」での経験から、2大ブランドの長所が多く生かされていることも特徴だ。

ジョンロブの持つ耐久性、グッドイヤー製法を用いる事で長く活用できるソールの張替えにも対応。さらに長年愛用する事で、革は足に馴染み中敷すらも着用者に合わせて変化するのである。ストレスのない履き心地はまさに「ジョンロブ」育ちの証明。

デザイン性の部分では「ベルルッティ」の影響を強く受けながらも「コルテ」独自の高い芸術性とが上手く調和している事で唯一無二の優雅なデザインを持っている。

福岡 靴みがき コルテ
Corthay

2001年には自社生産の既製靴のライン「コルテ」をスタートした事でこれまでの「オーダーメイド」と「プレタポルテ(既製服)」の両方の展開を作った。

日本では2004年に東京の南青山にオンリーショップ「コルテ」をオープンした。日本唯一のこのショップでは、なんと靴の職人が接客を行うのだ。日本人の甲高な足の作りを理解した職人がスタイルやニーズに合わせて、それぞれの足にしっかりとフィットした靴を提案してくれる。

革に魅せられて革と共に生きてきた創業者「ピエール・コルテ」の意志がパリから遠く離れた東京に存在している。フェラガモのメンズシューズはソールの構造を重視し、耐久性や柔軟性、防水性に富んだ皮を厳選して利用するなど、妥協を許さない。

2006年には日本出身の世界的デザイナー「ヨウジヤマモト」とのコラボレーションが実現。「ピエール・コルテ・フォー・ヨウジヤマモト」を発表した。2008年、ピエール・コルテ氏がフランス文化省よりメートル・ダール(芸術の匠)の称号を授与された。1人の革好きな少年が国となったのだ。

コルテは創業から現在に至るまで耐久性にこだわり続けさらにデザイン性に富み、世界の認める芸術的な魅力を発信し続けている。

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