セリーヌ 
#Celine

福岡 靴磨き セリーヌ

B・C・B・Gの代名詞

1945年、女性実業家であるセリーヌ・ヴィピアナが、夫のリチャードとパリへ子供靴専門店を開いたことに始まる。主にオーダーメイドの子供靴を手掛けており、パリの伝統職人の技術を活かした質の良い品々で、たちまち上流階級を中心に人気が拡大する。

店の名前はデザインを担当した妻の「セリーヌ」を取って名付けられている。セリーヌの革靴はデザイン的な素晴らしさがあるだけではなく、医学的観点からも計算されている安全性の高い靴であり、最高級の皮革を使って一流の革職人が作り上げられているこだわりがあった。

顧客が増えるにつれて製品の幅も広がり、徐々にレディースシューズや香水、スカーフ、ハンドバックと拡大していった。1960年代には、馬車の柄とバックルのバック「サルキー」や馬具を題材とするシューズが大ヒットし、人気ブランドとなった。

福岡 靴磨き セリーヌ
セリーヌのラゲージバック

セリーヌはB.C.B.Gの代名詞と言われており、当時パリでもてはやされた上流階級のフレンチカジュアルであるB.C.B.Gは「ベーセーベージェ=Bon Chic Bon Genre」の略で、「フランス上流階級と品の良い暮らし」という意味を持つ 。

しかし、時代の流れの中で、B.C.B.Gの衰退とともに徐々に勢いを失っていき、高齢層のブランドというイメージが定着してしまう。上流階級を主なターゲットにしてきたマーケティングは、時代の流れとともに、業績が下がりブランドの勢いは鈍化。

そこで、1987年にディオール等の有名ブランドが並ぶアガッシュ社の傘下となることで、徐々に売り上げを伸ばしていき、90年代には当時アメリカで大活躍していたマイケルコースをデザイナーとして起用し、これまでのセリーヌの高級感に程よいカジュアルテイストを取り入れ人気が再熱。

福岡 靴磨き セリーヌ

セリーヌの二度目の転換期が、2008年に元クロエのデザイナーであるフィービー・フィロをクリエイティブディレクターとして迎えたことから始まる。シーバイクロエを立ち上げたことでも知られる敏腕デザイナーで、代表作であるパティントンバッグはクロエのヒット作としても知られている。

現在は、セリーヌがコンセプトに掲げる「女性らしく、そして自立していてアクティブな女性像」を反映した商品を数多く販売しており、女性の美しさを追及し続けるセリーヌは今でも数々のコレクションを発表し、世界中の女性からの注目と期待を寄せられている。

https://www.celine.com/ja-jp/home

https://www.vogue.co.jp/tag/brand/celine

https://www.celine.com

BEFORE & AFTER

前の記事
記事一覧に戻る
次の記事