シルバノ・ラッタンジ
#Silvano Lattanzi

シルバノ・ラッタンジ

靴を「芸術品」まで昇華した高い美意識と技術力

1971年、イタリアの靴製造のメッカとされるマルケ地方でシルバノ・ラッタンジがブランドを創業。イタリアンクラシックスーツブームの代名詞である「クラシコイタリア」を牽引してきた「ジンターラ(ZINTALA)」のトップラインとして世界的な人気を誇っているシルバノ・ラッタンジは、名門と呼ばれている。

靴職人の両親のもとに生まれたシルヴァノ・ラッタンツィが靴職人としての道を歩み始めたのは、わずか9歳の時。シルバノラッタンジの靴は他のシューメーカーと比べると変わった特徴がある。

それは品質を上げるためにハンドメイドにこだわり、たくさんの靴を作ることをあえて行っていないのである。シルバノラッタンジの靴は日本ではあまりお目にかかることができないのは、シルバノラッタンジはスミズーラ(注文靴)を中心にイタリアで靴作りを行っているからである。

イタリア製にこだわりを持ち、イタリア国内にある工房では靴や木型、裏地、皮革などの入荷と出荷が行われており、装飾品や細かい金属部品などもすべて、その小さな工房で作られている。

他の有名ブランドは生産に対して機械化を進め、生産率の向上をはかっているが、シルバノラッタンジの靴作りの哲学はそうではないようで、高品質の靴を求めている少人数のために品物を作り、その靴作りでは職人の気持ちや熱意を込めて行う。

「職人の手が心や気持ちと一体化していないときには作業を中断する」とまで言い切っており、その一貫性のあるこだわりはブランドの最大の特徴である。その確かな技術力と斬新な創造力、卓越したデザイン力で、クラシックからモードまで幅広いスタイルに対応する靴を生み出している。

http://www.silvanolattanzicalzolaio.com

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