品格と抜け感を備えた「Boston&ReOldsオリジナルベルジャンシューズ」

2023/04/11

昨年のフランス研修にてパリ市内にあるエルメス傘下の総合タンナー、
H.C.P (Hermès Cuirs Precienx) 様へ訪問いたしました。
そこで見たシボ革なのに柔らかく、
品のある表情のイングリッシュグレインという革。

Anonnay社/イングリッシュグレイン

帰国してからもあの時に見た革で、
何かオリジナルシューズを作れないかと思っていました。

柔らかく品のあるシボはどんな靴に合うのか、
使うとしたら何色なのか、
そもそもシボの良さとは、、、

私が思うシボ革の良さは、表情があり靴に存在感が出るところや
雨に強くデイリーに使い易いところだと思います。
逆に、凹凸が強すぎてカジュアルになりすぎる事が1番の懸念点でした。

いろんな事を思いながら、
せっかく使うのであれば自分が一番良く愛用している靴に
落とし込みたいと思いついたのがこちら。

¥57,200-税込

シボ革 × スウェード(Opera社) のコンビシューズ。
凹凸があるシボに対してバランスが取れるものはやはり表情がある革。
尚且つ、スウェードを採用する事でさらに雨に強くなり、
足あたりも良く柔らかな靴になりました。

イングリッシュグレインレザーの
上品な雰囲気を活かしたかったので色は重厚感ある黒。
さらにアクセントとしてバックルの色はゴールド。

つま先とカカトに芯が無いのが一般的なベルジャンシューズですが、
今回は芯材を入れ型崩れを防ぎ、カカトの収まりも良くしています。

さらに、長く履いて頂けるように製法はグッドイヤーウェルテッド。
それでもベルジャンシューズの雰囲気を
崩したくないのでソールの厚みは薄くいたしました。

スーツからジャケットパンツスタイル、
カジュアルな服装にまで合わせることが出来るベルジャンシューズ。
更には、シボ革とスウェードを使用し雨にも強く長く履ける製法。
色んないいとこ取りをしたハイブリッドなシューズは
まさに、大人の万能靴だと思います。

これ以上に履く靴はないのではないかという一足に仕上がりました。
吉冨イチオシの一足です。ぜひお試しください。

Boston & Re Olds 別注 Monk Slipon | Boston&ReOlds (thebase.in)

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